日曜日, 12月 16, 2007

林業雑観

林内に入射する光が朝靄を照らし、幻想的な風景を創っている。
未だ、木を伐ることが環境破壊に直結していると考える方は多くいるように感じているが、早くこの誤解を解いて行きたい。建築基準法や品確法がジリジリと林業を追い込んでいる。他国の森林を荒らし、自国の森林は手つかずで木材自給率は20%と非常に低い。見た目には日本は「緑の列島」なんていわれるが、質的に豊かな森林はどの程度あるのか疑わしい。その一方で、CO2排出量の削減について厳しい課題が突き付けられている。そして、このCO2吸収に人工林が大切な役割を担っていることへの認識が非常に薄いように感じる。間伐しなければ、吸収機能の高度発揮はありえないし、いい林は造れない。しかし、間伐を実行しても間伐材が売れなければ経営は成り立たない。でも、嘆いてばかりもいられないので、僕らは日々木を伐って前進しています。

皆さん、国産材に目を向けて下さい。木を使って下さい。人工林の持つCO2の吸収権に是非投資して下さい。木材の注文販売受付中です。ヒノキ、スギ、モミ、その他広葉樹など各種ございます。自分が伐採した木で家を建てるなんてことも可能ですよ!




1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして。

MTBで何度かお世話になっています。

それにしてもなんとも見事な「天使の梯子」ですね。

なかなかここまでの写真は取れないですよね。

そんな環境が羨ましいです。