シカの角とぎによって樹皮がはがれ、下の写真のような状態になってしまいます。
こうなってしまっては、ほとんど価値のない木になってしまうのです。
更に被害が進行し樹皮がはがれた部分の面積が拡大すると形成層を失うため、枯死してしまうのです。これでは、健全な人工林とはいえません。せっかく植えてもシカの被害にあってしまうので、再造林する意欲やコストがなくなってしまうという悪循環が生まれています。
皆さんも、山に入るときには注意深く観察してみて下さい。立ち枯れした木や林床に何も生えていない場所は、シカの魔の手が及んでいるところかもしれません。
対応策としては、やはりシカを殺していくしかないと言われております。しかし、ハンターも高齢化を迎え減少傾向にあり、シカ天国状態となっております。
猟の免許取りに行きましょう!そして、うまいシカ料理を考えましょう!それが森を守る第一歩となります。
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